例えば3ヶ月の繰り上げ返済でキャッシング利息はどう変わる?

1%でも利息の支払を安くしようとするのが一般的なキャッシングを使う利用者の心理だと思いますけれども、1%の金利下げるためにかなりいろいろな業者を使うという方法もありますが、繰り上げ返済をした方がいいという意見もよく聞きます。利息の支払いを減らすために繰り上げ返済をしたことはないのでよくわからないのですが、どのくらい減るものなのでしょうか。

例えば3ヶ月くらい返済を早めたとしたらどのくらいの利息の支払いを軽減できるんでしょうか?1%の金利を下げた場合と比べてみると面白いと思うので教えてもらえたら幸いです。

3ヶ月でも利息の支払は数千円は最低でも変わってくる

利息の金額をできるだけ減らしていきたいというのはみんなが思っていることで、そのために1%でも低い金利を探しているというのはそのとおりだと思います。でもそれに比べると繰り上げ返済の方はあまり使われていないというのはその通りだと思います。繰り上げ返済は確かに資金も必要とするので誰もができるものではないでしょうがかなりの減額になるのも本当です。

例えばですが、3ヶ月間10万円の借り入れをしていた場合を想定してみましょう。18%の金利だとしたら1万8千円を年間に支払わないといけません。しかし3ヶ月分の金利といえば4500円になります。つまり単純計算をして3ヶ月分だけ前倒しして支払うと4500円の金利を節約することになるということです。

逆に1%の金利を下げた場合というのを考えてみると比較しやすいんじゃないでしょうか。17%で借りた場合ですが10万円で1万7千円の金利になります。4500円も節約できた3ヶ月の繰り上げ返済に比べると、かなりインパクトが弱いことがわかるかと思います。4.5%は金利を下げない限りは3ヶ月の繰り上げ返済には追いつかないということになるのです。

これはかなりの差があるというのがわかるでしょう。そもそも4.5%も周りの消費者金融や銀行系カードローンよりも低い業者なんてなかなかありません。あったとしても審査は厳しいと思います。それならば利息を少しでも減らしたいのであれば、繰り上げ返済をするほうがよっぽど効率的だということになりますね。
(⇒それでもやっぱり銀行が利息面でお得?

【参考ページ】
一括返済が一番融資でお得?

キャッシングの利息3ヶ月を計算するには?

キャッシングを3ヶ月利用したい時に総額として利息はいくらになるのか?これを計算するためには計算方式を覚える必要があります。基本情報として、お金を借りて返済をするときは自分で計算をする必要はなく、毎月の支払日に契約会社が計算してくれるので、気になった時は電話などから問い合わせると詳細をしっかりと教えてくれます。しかし、事前に利息を3ヶ月でいくらになるのか知っておきたい時は自分で計算するほうが楽になります。

計算方式ですが、これは日割り計算をして借入日数をかけるというとても簡単な計算です。借入金額×利率÷365×借入日数で返済日の利息を算出できるので覚えておくと良いです。3ヶ月分を計算する場合は1か月め2か月めと順番に計算する必要があり、初回以降の計算では返済することで借入金額が減っているので利息は基本的に安くなります。

キャッシングで50万円を18%の利率で借りて初回の返済日までに30日あるとします。50万円×18%÷365×30日=7410円となるので、初めての返済日では7410円を支払うことになります。この時に返済額を5万円に設定していると仮定して5万円-7410円=42590円となり、この金額を借入金額から差し引きます。そうすると50万円-42590円=45万7410円となるので、これが残りの借金です。

2か月目も借入日数が30日として45万7410円×18%÷365×30日=6780円となります。2回目も返済額を5万円とすると5万-6780円=43220円なので45万7410円-43220円=41万41490円となります。

3か月目も上記と同様で41万41490円×18%÷365×30=6120円となります。3ヶ月の利息の合計は7410円+6780円+6120円=20310円です。キャッシングは元金が少ないほど、利率が低いほど支払う額が低くなることを覚えておくと上手に返済できます。

【参考ページ】
融資利息の計算式

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