キャッシングが落とし穴で生活保護費がもらえなくなる?

細かいところかもしれませんが教えてもらいたいのですが、たくさんの人が生活保護をもらっていますよね。あの生活保護をもらっている人たちはみんなちゃんとキャッシングを使わなでいられるのでしょうか。生活保護費だけでは足りず、キャッシングを使うと生活保護を打ち切られる落とし穴になるというのを聞いたことがあります。
(⇒融資を受ける為の条件

ちゃんと落とし穴として自覚しているために、多くの人は生活保護費をもらっている間はキャッシングを使わないでいられるのですか?

キャッシングを使って更に危険な目に合う場合も…

生活保護費がどんどん多くなっているので、少しでも減らさないといけないということが叫ばれる中、やっぱりもらうためのハードルも少しずつ高くなってきています。その一つとして生活保護費をもらっていてキャッシングを使うことで打ち切られるということも行われているようです。しかもこれはちょっとした落とし穴どころの話ではなくなるのです。

どういうことかというと、消費者金融やカードローンを使って借金をして返済をするということは絶対に利用すれば義務として課せられます。同じように生活保護費をもらっている人もやはり返済をしなければいけませんが、もしキャッシングなどを使っていることがバレてしまうと生活保護費を打ち切られることにもなりかねません。

そうなると生活保護費を打ち切られるだけではなく、結果的に借金を多く背負った状態になり、また人生をやり直そうとしても難しくなるのです。自己破産があるじゃないかと思うかもしれませんが、自己破産をしてしまえば、10年はもう一度自己破産をすることができません。多くの人は現在もブラックで怪しいところから借りているという人も多いのです。

特に生活保護費をもらっているという人には怪しい人たちが近寄って着やすいと言われています。そこで「金利が安くてブラックでも借りられるよ」というような言葉で誘われて、借り入れをしてしまうという人も少なくないのです。生活保護は楽だというように言われていますが、その周りにはたくさんのキャッシングを始めとした落とし穴があるのです。
(⇒落とし穴が怖いなら質問をして疑問を解消しておこう

生活保護費受給者のキャッシングと審査の落とし穴

クレジットローンやキャッシングは、金融機関が個人の信用を担保に小口資金を融資する金融商品です。いわゆる無担保ローンであるため、金利は高めに設定されており、約定日の返済が遅れた時に発生する遅延損害金にはさらに高い金利(約20%)が適用されます。個人の信用を担保にするということは、審査基準として一定の年齢制限と、安定した継続的な収入があることが条件ですが、比較的審査に通りやすいため、安易に利用し多重債務に陥る人も少なくありません。

日本には最低限の生活を保護するための生活保護制度があります。病気などで働くことが出来ずに食べる物にも困窮するような方は、自治体に申請することで生活保護費を受給することが出来ます。ただし、生活保護費の不正受給が社会で大きく取り上げられてから、保護費申請そのものが難しくなってきているようです。

キャッシングが個人の信用を担保にしたローン商品であることを考えると、生活保護費を受給しているような方は、返済能力が無いものとして審査に通らないのが通常ですが、チェック機能には落とし穴があり、審査に通過することがあります。(参考ページはこちら→審査基準にはそれぞれ差がある?

例えば自己破産や多重債務者のデータの氏名と、申込み時の氏名が離婚などで改姓されている場合があります。このような時、旧姓でキャッシングを申込むとブラックリストに載っている方でも、改姓後の氏名では審査に通る可能性があるのです。

もちろん、生活保護費受給中の方がキャッシングを利用するのは、返済が出来るのかどうかという点で大きな問題がありますが、それでもどうしても生活に必要な資金が足りなくなることはあるでしょう。保護費支給までの数日間まったく食事をしないわけにもいかないと思います。已むを得ずキャッシングを利用するときには、安心出来る金融機関のカードローンを用いると良いのではないでしょうか。1週間であれば何度利用しても無利息のカードローンなどを上手に利用するのも一つの方法です。

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