キャッシングで申込みブラック?複数審査に申し込んだら?

とにかくお金が必要で借りることが出来るのなら銀行でも消費者金融でも良かったんです。そこで、借りれそうなところを10社ピックアップして、その中からさらに5社に絞って申し込みをしたんだけど、キャッシングで申込みブラックになったかも?

申込ブラックというのを知らなくて複数審査に申し込んだら全滅でした。どこかは受かるだろうと思っていたのにまさかの全滅で焦っています。こんな時にはどこに申し込んだら良いですか?申込みブラックって今後ずっと申込みブラックのままなの?
(⇒融資審査ではどんなところを見ているの?

同時に複数審査するとなる申込みブラック

「とにかくお金が必要」という焦った状況では冷静に物事を見ることが出来ないわよ。まずは冷静にならなくちゃ。「とにかくお金が必要」という状況に対応するために即日審査、即日融資とかあるけど、だからと言って5社に申し込みをしたら相当お金に困っていると思われるから、お金を貸す側は返済能力が不安で貸したくないわよ。

もっと冷静に!自分ならどんな人にならお金を貸せるかしらって考えてみないとね。そう考えたらやっぱり誠実な人じゃない?お金を貸しても、確実に返してもらえそうな人。銀行にしても消費者金融にしてもお金を貸す側に誠実な人という印象を持ってもらわないとね。5社に申し込みをしたことなんて、どこも信用情報機関を通して審査をするから金融機関はお見通しなのよ。だから、申込みブラックとなって警戒されているの。
(⇒金融業者の審査基準は違えど同じ部分もあります

今後ずっと申込みブラックのままなのかって言ったら、そんなことは無いのよ。半年もしたら情報は消えてなくなるの。だからそれまでは情報が残っているから申し込みをしても審査に通る可能性は低いわね。どうしても借入れが必要ならブラックOKな中堅の消費者金融なら申し込みが出来るかしら。その時も申込用紙に丁寧に記入して誠実さをアピールするのよ。

キャッシングの複数審査でブラックとなる理由と他の債務への影響

キャッシングの審査を受けるということは信用情報機関に登録され、過去・現在の債務に関して調査が行われるということです。貸金業法では新規の借り入れに関して返済能力の調査を義務づけており、収入に見合う貸し付けや過去の債務整理についてチェックされることになります。これは、どのキャッシングにも共通することです。

そんな中でお試し診断と本審査の二つを申し込みの段階でみることができますが、両者には大きな違いがあります。お試し診断は文字通り、他社の借り入れ件数に対して利用が可能かどうか簡易的に診断するもので、審査とは別のものです。一方で実際の申し込みとなると本審査の段階になります。審査にあたっては信用情報機関に必要な情報が登録されることに対して同意が求められ、同意した後に審査となります。この信用情報機関を介しての審査は外部的なものです。利用者が記入した情報に関して内部の規定に合わせて審査を行い、信用情報機関で他社の借り入れや利用状況、過去の債務整理などを確認しています。

この際に複数審査がある状態は申し込みブラックと判断され、債務整理と同じように審査落ちとなることがあります。複数のお試し診断の利用ではブラックとはなりませんが、複数審査を受けた履歴がある場合で、特に短期の利用が重なっている場合は信用状態の悪化とみなされることになるのです。ブラックと呼ばれる状態は過去の債務整理だけでなく、現在の信用状態も深く関係しているため注意が必要です。

こうした信用情報は常に変化するものです。金融会社では借り入れ時の審査だけでなく、途上与信で利用中の信用状態もチェックしています。収入に対して債務超過になり、返済が滞っていないか、また急速に債務が膨らんでいないか常に信用情報機関を通して確認しているのです。また、キャッシングの利用では分割払いやクレジットカードの利用に関しての債務・信用状態も加味されています。キャッシングの利用に延滞はなくても、他の債務に信用状態の悪化があると利用制限がかけられることがあります。

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