50万キャッシングの利息が月5000円って高くない?

息子が銀行のキャッシングを利用していたことが明細を見て判明しました。50万円借り入れをして、月々の返済が13814円、内訳は元金に8725円、利息に5078円で残額409592円となっていたのですが、50万キャッシングの利息が月5000円って高くないですか?明細を見るまでキャッシングをしていたことに全く気付かず情けないです。どうしてキャッシングを利用したのかは聞いていないのですが、そんな事よりも返済をしてほしいです。

そこで、どうしたら効率よく返済できますか?このままでは利息が高くて元金があんまり減っていないように思えてなりません。元金を効率よく減らすにはどうしたらいいでしょうか?

一部繰り上げ返済や月々の返済額を増やす

キャッシングで借りたお金を早く返済しようと思ったら、一部繰り上げ返済を利用することです。ボーナスなどの臨時収入はありませんか?そういった収入を全額借金に回したらあっという間に元金は減ります。それか、月々の返済金額を増やすことです。月々13814円というコトですが、この金額が2万円や3万円となると、それだけ元金の減りは早く、その分かかる利息も減ります。借金をとにかく返済していきたいというのであれば、この2点が効率良いですよ。

50万円のキャッシングをして、最初から利息が5078円という訳ではないでしょう。最初の内はもっと利息を取られていて、元金が40万円まで減ったことで利息も減ってきているのでしょう。つまり元金が減れば減るだけ利息も減るので、毎月の返済額を増やすのはムリだという場合では、少しずつでもお金を貯めて一部繰り上げ返済をしていくと確実に元金は減って利息も減りますよ。
(⇒もっともお得な返済方法

50万キャッシングの利息の計算方法は法律に依存する

50万キャッシングの利息の計算方法は法律に依存することになりますので、非常にわかりやすくて簡単です。基本的に、キャッシングでお金を借りるときには消費者の安全面を考慮して消費者金融が勝手な判断によって利息の上限を設定することができなくなっています。これは法律によって初めから決められていることですので、必ず一定以下の利息しか請求されないのです。(参考ページはこちら→融資審査はもちろん法律に従って行われます

そもそも、利息とはいったいどういう仕組みで請求されるのでしょうか。利息は、金利を月々の価値に換算したもののことを言います。金利は、一年という単位で見た元金に対して上乗せされる付加価値のことを言います。通年単位で見て計算することになりますので、仮にお金を預けたときに金利が発生すれば一年で何もしなくても勝手にお金が増えることになるのです。

たとえば、お金を1000万円預けたときに金利が1%つくと言われたときには、一年後に1010万円のお金となって自身の手元に返ってくることになります。このときに発生する10万円分の価値が金利の価値なのです。そして、上乗せされた10万円分の価値を月の価値に換算したものが利息ということになりますので、利息を計算する時には必ず金利の範囲をまず設定しなくてはいけません。

キャッシングでは、利息制限法という法律によって、融資の元金によって明確に上限が設定されているのです。例えば、10万円未満のお金を借りたときは20%の利息を請求することができますが、100万円のお金を借りたときには15%の利息しか請求できません。50万円の場合は最大で18%と決まっていますので、どれだけ大きくてもこれを超す利息は消費者金融でも請求できないのです。

このように、キャッシングに関しては法律によって非常にわかりやすい利息の基準が存在します。キャッシングの利息は実質年率で表記しなくてはいけませんので計算もそのままできるメリットがあり、債務の総額を計算しやすいのです。

【参考ページ】
融資額も年収で制限されている事に注意

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