キャッシングを多数の会社から借入場合の救済策とは

緊急に助けていただきたいのですが、借金でまさに首が回らない状況です。。現在すでに5社からキャッシングをして返済は自転車操業状態です。借入額は合計ですでに300万円を超えていると思いますが、最近は金利を含めるともっと膨らんでいるかもしれません。リボ払いで返済することにしているので、恥ずかしながら、実際に現状がどうなのか、自分では計算できない状況ですし、よくわからない状況です。毎月、返済日が近づくと今回こそ夜逃げか、と思いながらも、何とか借金でつないでいます。でも、こんなこともずっと続くはずもありませんので、なんとかしたいと思っています。助けてください。

債務整理をおススメします

すでに瀕死の状態ですね。夜逃げをする前に相談なさってよかったと思います。実際、あなたと同じような状況にある人は相当な数に及ぶと思いますが、多くの方は知識が足りずに極端な解決策をとったり、悲惨な結末を迎えたりしています。

多重債務の解決策としては大きく分けて、おまとめローンか、法的債務整理の2つがありますが、もう少し前の段階であれば、おまとめローンという手段もとれたかもしれませんが、質問者様の場合は法的債務整理が良いように思います。なぜなら、おまとめローンは銀行が複数の債権を買取り、それを一つにまとめるわけですが、その手続きにまず手数料がかかります。また、その一つにまとまった債権を今後も当然返し続けなければなりませんが、長期に渡って返済完了することになるでしょうから、その分利子が膨らみ、結局全体として支払う手数料はかなりの額になるからです。
(⇒おまとめローンのタイミング

法的債務整理にはいくつかの種類がありますが、自己破産をしないで、債務を減額したりする方法もあります。ただ、どうしても弁護士や司法書士のサポートが必要ですので、まずは法律事務所に現状を相談してみることをおススメいたします。

キャッシングにおける多数の借入の捉え方と信用度

キャッシングの借入で多重債務者は多額債務と多件数債務の二つに分けることができます。多額債務は金額過多に陥っているケースであり、多件数債務は件数過多になっている状態といえます。同じ多数の借り入れとみることができますが、その中身、特に信用度の高低で比較すると差があります。それは与信枠、すなわち限度額の基準が信用度に表われ、信用度が高いほど限度額が大きくなることがあるからです。

1件あたりの金額が多いということは、それだけ信用度が高いとも言えます。高額の借入ができるだけの信用度、返済能力があることの証であり、その分が与信枠に表われているのです。これに対して他社の借入が多い多件数債務は1件あたりの与信枠が低いことから、件数を重ねているとみることができます。キャッシングの希望額が同じ100万円でも、1件で100万円と3社で100万円では信用度に大きな差が出てくるのです。

こうしたキャッシングの多数の捉え方は消費者金融・信販会社・銀行などのカードローンに共通したものです。特にキャッシングは属性ポイント制を採用し、契約者の信用情報を主体とする属性が大きなウエイトを占めます。安定した収入があり、かつ高収入であれば与信のポイントが高くなり、高額借入も可能となります。この与信ポイントで注目すべき点は安定した収入であるということです。高収入を得ているからと言って、与信ポイントが高いとは言えません。

例えば、高収入を得ているアスリートや芸能人でも、会社員や公務員と比較すると与信ポイントが高いのは後者です。必ずしも高収入だけが与信枠を決めるものではなく、安定や継続した収入が得られているかが借入の審査基準となることがあります。多数を決めるのは、こうした信用度の差であり、そこには高収入だけでなく、安定度も重要視されています。貸付条件の中に多くみられる継続して収入を得ている方の文言も、こうした点に基づいているものです。

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