事業主が行ったキャッシングは何に仕分けをすることになるのか

私は個人事業を行っており、会計関係も自分でやらないといけません。しかし、簿記や会計の知識もあまりなく、どうしていいかわからないことだらけです。

少し前に苦しいときがあってキャッシングを利用しました。これも仕分けないといけないと思うのですが、事業主が行ったキャッシングは何に仕分けをすることになるのでしょうか?

キャッシング=借入に期間と借入方法を選択すればOK!

簿記って難しいですよね。簿記検定があるぐらいですから、勉強をしないとわからないものであるのでしょう。それでも個人事業主の方はそうした会計の知識も自身で必要になるので、いろいろと大変ですね。

さて、今回はキャッシングで借りたお金の仕分け科目についてですね。キャッシングというのは、長期での借入とは異なり、小口の短期の借入ですね。なので、「短期借入金」という扱いになります。基本的に、金融機関や誰かしらにお金を借りた場合、それ全てが借入金になるのです。そして、1年以上の返済期日があるものを長期、以内のものを短期というふうに判断します。

キャッシングと横文字で言うからわかりづらいだけで、キャッシングは借金です。誰かから借入を行ったお金です。簿記の仕分けでは、カタカナ文字よりも漢字の方が多いですよね。借入金やら貸付やらです。なので、キャッシングを漢字で考えれば、すぐに仕分け科目は判断できると思います。そこに期間と借りた方法(現金か振込か)などを考えていけば、自ずと答えは出ますね。

最近では素人でも扱える会計ソフトも多くあります。住宅ローンなどの長期ローンを組む人の中ではそうした会計仕様でまとめている人もいるようです。プロではないのでわからないことは多いかもしれませんが、そうした手軽なソフトなどを利用して、手早く行うのが一番ですね。

【参考ページ】
事業主が融資と付き合っていく上で大切な事

事業主がキャッシングした時の簿記の仕分け方法

個人事業主が資金調達する場合、キャッシングを利用することが多くなりました。銀行で資金借入をしたくても個人名義の場合は本当に事業資金にされるのかどうかが不明瞭なことが多く、敬遠されがちなのです。この場合、事業主本人がキャッシングをして事業に資金をつぎ込むことになります。ただ、簿記の知識がない人にとってこの処理をどうするかは悩みどころです。

この場合の仕分けは、事業主が資金を投入したことと同じであり事業主貸と言うことになります。貸した以上利息をもらう必要がありますが、この金額はキャッシング利息の金額になります。とかく難しいと言われる簿記ですが、案外簡単なものなのです。

個人で事業をしている人にとって、簿記の知識は必要最低限のものです。昔のようにざるの中にお金を入れて商売をすることができたのは昔の話であり、最近では白色申告の事業者であっても記帳義務があります。青色申告者は昔から記帳義務があったのですが、その恩典として青色申告控除等があったりしたものですが、これが白色申告者にも拡大したことから青色にする意味が拡大されてきました。

簿記の知識が多少なりともあると、毎日の記帳ができますので青色申告の申請がしやすくなります。もともと申告会などの助けがあるので全くの素人でも青色申告を無理なくできるのですが、機長の知識が既にあればもっと有利です。例えば、このキャッシングの話であっても事業主専用のカードローンを申し込めば、それは事業の帳簿内で借入金として処理することになります。つまり、青色申告の決算書で借入金として表示することになるわけです。

とはいえ個人事業であっても、一番大切なのは自分の仕事であり、簿記ではありません。片手間とは言いませんが、簿記ばかり気にしていて肝心な仕事がおろそかになっては本末転倒です。青色申告にして家族に給与を出すようにすれば簿記のことは奥さんなどに任せ、自分は事業に集中することができます。

閉じる