ちょっと気になったことなのですが、ブラックと個人事業主ってどちらもキャッシングの審査に通るのは難しいと言われていますよね。実際、どちらのほうがキャッシングの審査に通るのは難しいのでしょうか?
(⇒そもそもブラックで通る事はある?

一概には言えないがブラックのほうが審査に通るのは難しいかも

確かにブラックも個人事業主もどちらもキャッシングの審査が難しいとされていますね。どちらがより難しいかといわれると、比べるものが異なるのではっきりとしたことは言えませんが、どちらかを言うならブラックのほうがキャッシングの審査に落ちる可能性は高いのではないでしょうか。
 
まず、ブラックが審査に落ちる原因としては過去に返済が遅れたことがあるからです。キャッシング業者としては、個人信用情報を確認したときに、その履歴があると「この人は返済しなかった過去がある」と認識し、自分たちが貸しても返ってこないかもと不安になります。信頼ができないわけですね。

特に延滞でブラックになった場合、たいていが1年でその履歴が消えます。しかしながら、履歴が残っているということは、1年も経たずにキャッシングの利用を考えているということになります。利用したい理由はあるのでしょうが、そんな短期間で生活が立て直せるとも思えませんし、反省していないかのように見えますよね。そうなるとやはり信頼できないと判断し、審査に落ちてしまうのです。

次に個人事業主ですが、こちらがキャッシング審査が難しいと言われる理由は、安定した収入と判断されづらいからです。個人事業主の方の中では一般の会社員よりもはるかに高額な年収を確保している方もいます。しかしながら、一般の会社員に比べて月々の収入に変動があり、仕事と生活が直結していることがキャッシング業者側としては不安に思うのです。今月はいいけど、来月は収入が少ないから返済できない、なんて言われても困ってしまいますよね。

キャッシング業者としては、多くのお金を稼いでいることよりも月々安定した収入があることのほうが重要で、評価が高くなります。そのため、個人事業主だと審査に通るのが難しいと言われているのです。

しかしながら、ブラックとは異なり、個人事業主は経営状況の書類を提出したり、確定申告を提出したりすることで、安定した収入があると判断されればキャッシングの利用をすることができます。それは、個人信用情報という一つの書類で判断され、履歴が消えるまで待つしかないブラックに比べると、利用できる可能性が広がりますよね。

手続きには手間がかかりますが利用できる可能性はブラックよりもあると考えられるので、キャッシングの審査に落ちる可能性が高いのはブラックのほうだと考えられます。ただし、履歴が消えて、安定した収入もあって、の元ブラックという状況だと、難しいのは個人事業主かもしれませんね。そのときの収入や業者、担当者によっても異なってくるので、一概には何とも言えません。

ブラックであっても、個人事業主キャッシングを利用できるか?

個人事業主キャッシングは、その名の通り、個人事業主向けのキャッシングです。個人事業主といえば、自由業に従事している人であり、プロスポーツ選手や事務所を設けている弁護士なども含まれます。一般のキャッシングに比べれば、そういう人たち向けであるため、個人事業主キャッシングが利用しやすいでしょう。

けれども、気になるのが、ブラックでも、利用できるか否かということです。まず、ブラックとは、いわゆるブラックリストの略称となります。ブラックリストは、俗称でもあり、特別な冊子を意味するのではありません。信用情報機関が記録する事故歴を意味します。事故歴には、過去の金融機関とのトラブルがあります。

たとえば、返済遅延が続いた、あるいは、返済できなかったことなどです。基本的に、そういう事故情報があれば、金融機関からお金を借りることができません。とりわけ、債務整理であれば、ほぼ100パーセント、利用できないようになります。債務整理とは、特定調停、個人再生、任意整理、自己破産の四つとなります。いずれも、法的処置となり、返済半ばで強制的に、借金総額を減らしたり、あるいは、消失してしまうことです。したがって、信用機関からの信用度がなくなるため、新しい借金が不可能になります。

もちろん、個人事業主キャッシングでも、同様です。ただし、事故歴への記載には、期間があります。債務整理であれば、7年から10年と言われています。そのため、記載期間を過ぎれば、新たな借金ができることになります。しかし、一説には、金融機関でも、独自リストを所有しているとのことです。仮にそうであれば、債務整理を行った金融機関から新たなキャッシングなどができなくなります。この点も、十分注意しておくべきでしょう。

なお、個人事業主キャッシングでは、確定申告書、あるいは、収入証明書などを提出する場合があります。仮にブラックであっても、現在の所得などが金融機関の基準を満たしていれば、審査が通る可能性もあります。ただし、保証や担保を求められる可能性もあるため、こういうことも、十分考慮すべきでしょう。

【参考ページ】
仕事で変わる融資の事情とは?