18パーセントの利息金額は50万円キャッシングしたとき幾らか

キャッシングを利用したいのですが、利息がいまいちわかりません。借りたい金額は50万円と私にとっては結構な額です。そのため、予めどれだけ利息がかかるのか知っておきたいと考えています。

18パーセントの利息金額は50万円キャッシングしたとき幾らでしょうか?

利息は早く返せば返すだけ少なくて済む!

利息の計算って本当に面倒くさいですよね。%なんて出ると全く意味がわからなくなります。利息の計算は具体的な数字を出して行うとわかりやすくなります。今回は50万円を借入して金利が年18%なんですね。この条件で1ヶ月、30日で返済をするとしましょう。その場合の利息金額を出してみましょう。

計算式は以下のようになります。

50万円×18%×(30日/365日)=利息7397円

30日で返済ができれば日割り計算して、利息は7397円で済みます。しかし、50万円を1ヶ月で返済するなんて至難の業ですよね。そこで3年で考えてみましょう・

50万円×18%×(1096日/365日)=利息270246円

3年で返済をしようとすると25万円以上の利息を支払うことになります。これでわかるのは、早く返済をすればするだけ利息が少なくて済むということです。ご質問者様が50万円をどれだけの期間で返済をしようとしているかはわかりませんが、無理のない範囲で早急に返済を行うことが、利息が少なくて済む一番の方法になります。

キャッシング業者によっては返済シミュレーションがホームページ内にあり、月々の返済額から、返済期間からと様々な角度から返済額を知ることができます。自分が借りた金額だとどれだけ金額・期間がかかるのか、よくシミュレーションを行ってから借りることが大切です。

また、月々の返済するお金はまず利息に充てられます。そのため、利息分以上の金額を月々返済しないとなかなか元金の返済が進むことがありません。よく考えて利用しないといつまで経っても返済が終わらないということもあり得るので気をつけましょう。

【参考ページ】
利息をとてもお得にする方法とは?

18パーセント利息金額のキャッシングは利息としては高いのか

キャッシング会社の利息の幅は広いですが、18パーセント利息金額は正規の貸金業者の利息としては高いものと言えます。利息は利息制限法と出資法によって上限が定められており、10万円未満であれば20パーセント、10万円以上100万円未満であれば18パーセントになっています。契約時の利用限度額は10万円から50万円であることが多いため、利息18パーセントは法律内の上限となります。

この利息を超える金利で貸し付けを行う場合、貸金業として認定されることはなく、無許可で運営していることになります。このような貸金業者を闇金融と呼びます。闇金融では法律を完全に無視しており、出資法などの利息制限を大幅に超えた利息で貸し付けを行うため、返済が困難になりやすいです。そのため、できるだけ利用は避けるべきです。(参考ページはこちら→金融機関はどんな所を選ぶべき?

出資法の上限が現在のものに改正される以前は出資法の上限は29.2パーセントになっており、これを越えない限りは罰則がない状態であったため、18パーセント以上、29.2パーセント以下のグレーゾーンの利息で貸し付けを行う消費者金融が多くありました。現在は正規の業者が新規の貸し付けでこの利息になることはありません。

消費者金融の多くは初期の利息が18パーセントになっていますが、利用限度額が100万円を超えるとこれが引き下がります。優遇されているように錯覚しがちですが、これも法律によるものです。前述の利息制限法、出資法では借り入れが100万円を超える場合の利息上限は15パーセントと定められており、これを超えると違法になります。これにより利息の引き下げが行われます。

そのため、消費者金融でキャッシングを行う場合、できるだけ利用を1社に絞って返済実績を積み、利用限度額を引き上げていくことで利息の引き下げを行えます。なお、銀行系のキャッシングであれば上限利息が15パーセント以下のところもあるため、審査に通りそうなのであれば、最初からそこを利用した方が利息を抑えられます。(参考ページはこちら→銀行系融資は何かと便利?

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