不景気が長く続き、完全な回復を見ないまま年金生活に入りました。バブルの時代には今思えばとんでもない贅沢を謳歌したものですが、当時はそれがどれほど恵まれていたか全く気づいていませんでした。今の若い世代が苦労している姿を見ていると、日本の景気をぜひ上向きにして、同じように得がたい経験ができるような社会に再びなってくれることを願うばかりです。

…と、随分と老いた発言になってしまいました。本題はキャッシングのことです。私は現在70歳でして、年金生活者です。生活に逼迫するような経済状況ではありません。しかしやはり現役の頃と比べると現金収入が減り、急な出費の際には困ることが少々あるようになってきました。最近は年齢のせいか訃報も多く、何ともやりきれません。心も財布も。

出費が立て込んだ時だけキャッシングをしたいと考えています。年金は隔月入りますので、その時に合わせた返済方法を使っていけば問題ありません。気がかりなのは私の年齢です。どこかで、年金生活者はキャッシングができないと聞きましたが本当でしょうか？私も妻も同い年で70歳です。私たちではもうキャッシングは不可能な年齢なのでしょうか？

年金生活者でも融資OK！年金はれっきとした安定収入です！

バブルの時代なんて伝説だよ……という世代です、こんにちは。しかし最も冷え込んだ時期を知っていると、多少辛いことがあっても「当時の就職活動に比べればどうってことないさ」と乗り切れるタフさも身についている世代でもあります。バブルの時代の方はバブルが崩壊した後の冷え込みや後始末もしなければなりませんでしたから、それはそれで大変だったんだろうな……と想像します。

それでも年金が満額もらえる世代なら羨ましいと思ってしまうのも本音ですが、今日はそれは横に置いて、ご質問のキャッシングについて考えていきましょう。年金生活者はキャッシングができないのでは？というご質問をよく頂きます。しかし決してそんなことはありません。年金もれっきとした収入として考えて下さい。

もちろん、受け取る年金の額によっては年収に大きな差が出てきますので、あまりにも少ない場合は返済能力がないと判断され、キャッシング契約が難しくなるかと思います。また、年収としての年金受給額が充分であっても、高齢すぎると高額の融資を受けられないという場合があります。

高齢だと高額の融資が受けられないというのは、単純に寿命の問題です。返済中に万が一のことになると、金融機関側は貸したお金を回収することが難しくなります。ご遺族が返してくれるケースもありますが、大抵は相続放棄と共に義務を放棄されてしまい、金融機関側としては貸し倒れになってしまうのです。冷血なようですが、金融機関側としても仕事ですので、ここは仕方のないことですよね。

ただし高齢だから融資を受けられないということはありません。借り入れ限度額は低くなる可能性はありますが、その他は普通の年代の審査と変わらない審査内容になります。過去にキャッシング関連でトラブルがなければまず大丈夫でしょう。

老後は第二の人生と言われています。キャッシングを活用して、ぜひ楽しい日々をお過ごし下さい。我々の年代に羨ましいと思わせるほどエンジョイして下さいね！